ファイバーダイン製|専門施工業者向け製品ガイド
タックダイン(TAC DINE)全7製品|コンクリート補修・住宅基礎補強・木部補修
タックダイン(TAC DINE)は、ファイバーダイン株式会社のエポキシ樹脂系補修・補強材シリーズです。コンクリートのひび割れ補修、住宅基礎補強、表面保護、防食ライニング、強化繊維シート補強、木部補修など、施工目的に応じて製品を選べます。このページではPE-10GⅡ、PS-10G、CP-10、AL-100、AC-100Ⅱ、AD-20、BG-200の特徴、用途、施工上の注意点を紹介します。
製品用途・混合比 比較表
| 製品 | 主な用途 | 主剤:硬化剤(重量比) |
|---|---|---|
| PE-10GⅡ | 表面保護・繊維シート補強 | 3:1 |
| PS-10G | コンクリート下地処理・プライマー | 3:1 |
| CP-10 | 0.5mm以下を目安とする微細なひび割れ補修 | 3:1 |
| AL-100 | 木部補修・アラミド短繊維配合 | 4:1 |
| AC-100Ⅱ | 耐薬品性・防食ライニング・繊維補強 | 4:1 |
| AD-20 | 新旧コンクリート打継ぎ接着 | 5:1 |
| BG-200 | 欠損部充填・不陸調整 | 2:1 |
数値・用途は提供資料をもとに整理した参考情報です。現行の仕様・販売状況はメーカーの最新版資料でご確認ください。PS-10Gの供給状況は別途確認が必要です。
タックダイン PE-10GⅡ(PE-10G2)の特徴|無溶剤型エポキシ樹脂によるコンクリート保護・補修・補強
タックダイン PE-10GⅡ(PE-10G2)は、ファイバーダイン株式会社が製造する、コンクリートの表面保護・補修・補強に使用する無溶剤型二液性エポキシ樹脂です。住宅基礎の補強、コンクリート構造物の保護、アラミド繊維シートや炭素繊維シートなどを使用した強化繊維補強工法に対応。優れた接着性能と強固な塗膜形成を特徴とし、建築・土木・住宅補修などの専門施工現場で活用されています。
無溶剤型エポキシ樹脂による強固な表面保護
PE-10GⅡは、コンクリート表面に塗布することで強固な保護塗膜を形成するエポキシ樹脂系補修・補強材です。無溶剤型のため、溶剤型製品と比較して溶剤由来の臭気や揮発を抑えやすい特徴があります。ローラー刷毛やゴムベラで均一に塗布でき、コンクリート表面の保護や補修・補強工事に使用できます。
アラミド繊維・炭素繊維による補強工法に対応
PE-10GⅡの大きな特徴は、アラミドシートや炭素繊維シートなどの強化繊維を使用した補強工法に対応することです。住宅の布基礎補強では、コンクリート表面に樹脂を下塗りし、硬化前に強化繊維シートを貼り付けます。その後、脱泡ローラーなどで気泡を除去して圧着し、上塗りすることで、強化繊維とコンクリート下地の接着・一体化を図ります。アラミド繊維、カーボン繊維、ガラス繊維、バサルト繊維など、施工目的に応じた補強材料との組み合わせが可能です。
住宅基礎のひび割れ補修・コンクリート補強
住宅基礎やコンクリート構造物に発生したひび割れの補修・補強工事にも使用されます。メーカー施工資料では、下地処理、プライマー塗布、BG-200による欠損部充填、PE-10GⅡによる下塗り、アラミドシート貼り付け、脱泡、上塗りという施工工程が紹介されています。既存のコンクリート基礎を大きく解体せず、表面から補強する工法に利用できる点も特徴です。
主剤・硬化剤の混合比と施工性
PE-10GⅡは主剤と硬化剤を重量比3:1で混合する二液型エポキシ樹脂です。標準荷姿は主剤1.5kg、硬化剤0.5kgの合計2kgセットで、1ケース4セット入りの合計8kg。メーカー公表の可使時間は1kg混合時50分、硬化時間は16時間です。実際の作業時間や硬化状態は気温、混合量、施工条件などによって変動するため、製品仕様書に従った施工が必要です。
専門業者向けのコンクリート補修・補強材料
タックダイン PE-10GⅡは、住宅基礎補強業者、コンクリート補修業者、建築施工会社、土木工事業者など、専門施工業者向けのエポキシ樹脂系材料です。コンクリート表面保護から強化繊維シートの接着・補強まで幅広い用途に対応し、既存構造物の補修・保護や補強工事に活用できます。
タックダイン PS-10Gの特徴|溶剤型エポキシ樹脂によるコンクリート下地強化・浸透性プライマー
タックダイン PS-10G(TAC DINE PS-10G)は、ファイバーダイン株式会社が製造する、コンクリートの下地処理や表面保護、補修・補強工事に使用する溶剤型二液性エポキシ樹脂系プライマーです。コンクリート表面への浸透性を特徴とし、住宅基礎補強、コンクリート構造物の補修、アラミド繊維シートや炭素繊維シートを用いた補強工法などで、下地処理材として使用されます。
コンクリート下地への優れた浸透性
PS-10Gの大きな特徴は、コンクリート表面への浸透性です。メーカーのアラミドシート施工資料では、プライマーとしてPS-10Gと無溶剤型PE-10GⅡの両方が紹介されていますが、浸透性の高いPS-10Gの方が、より大きな効果が期待できると説明されています。コンクリート表面に樹脂を浸透させることで、後工程の補修材や補強用樹脂を施工するための下地づくりに役立ちます。
住宅基礎補強・強化繊維補強工法の下地処理
PS-10Gは、住宅の布基礎やコンクリート構造物にアラミドシートなどを貼り付ける補強工法で、プライマーとして使用されます。メーカー施工資料では、クラック部分のVカットや清掃を行った後、PS-10Gでプライマー処理し、BG-200によるパテ充填・整形、PE-10GⅡによる下塗り、アラミドシートの貼り付け、脱泡、上塗りへと進む施工方法が紹介されています。
コンクリート補修・表面保護に対応
PS-10Gは、コンクリート下地の処理や保護を目的とした補修工事にも使用される製品です。既存コンクリートの状態を確認し、浮き、粉じん、油分、脆弱部分などを適切に除去したうえで施工します。下地の吸い込みや表面状態に応じた処理が重要であり、後工程で使用する補修材との適合性も確認する必要があります。
主剤・硬化剤の混合比と施工性
PS-10Gは、主剤と硬化剤を重量比3:1で混合する二液型エポキシ樹脂です。メーカーの旧製品資料では、主剤1.5kg、硬化剤0.5kgの合計2kgセット、1ケース4セット入りの合計8kgという荷姿が紹介されています。刷毛やローラーによる塗布に対応し、施工時は規定の混合比、可使時間、下地の乾燥状態、換気条件などを確認することが重要です。
専門業者のコンクリート補修・補強工事に
タックダイン PS-10Gは、住宅基礎補強業者、コンクリート補修業者、建築施工会社、土木工事業者など、専門施工業者による下地処理に使用する浸透性エポキシ樹脂プライマーです。PE-10GⅡやBG-200などのタックダインシリーズと組み合わせることで、コンクリートのひび割れ補修からアラミドシート補強まで、一連の補修・補強工程に対応できます。
タックダイン CP-10の特徴|0.5mm以下のヘアクラックに浸透する無溶剤型エポキシ樹脂接着剤
タックダイン CP-10(TAC DINE CP-10)は、ファイバーダイン株式会社が製造する、コンクリートの微細なひび割れ補修に使用する低粘度・無溶剤型の二液性エポキシ樹脂系浸透性接着剤です。住宅基礎やコンクリート構造物に発生した0.5mm以下のヘアクラックを対象に、樹脂をひび割れ内部へ浸透させ、コンクリートの再接着を図る補修材料です。
0.5mm以下の微細なヘアクラック補修に対応
CP-10の大きな特徴は、一般的なパテ状補修材では入り込みにくい、幅0.5mm以下の細いひび割れへの浸透性です。髪の毛のように細いヘアクラックの内部へ低粘度のエポキシ樹脂を浸透させることで、表面を覆うだけでなく、ひび割れ内部からの接着補修を目指します。住宅の布基礎、コンクリート壁面、各種コンクリート構造物などの補修に活用できます。
低粘度エポキシ樹脂による優れた浸透接着性
CP-10は、流動性に優れた低粘度エポキシ樹脂を採用しています。メーカーの技術資料では、約0.2mmのひび割れに対し、約8分で内部のほぼ全面へ浸透した試験例が紹介されています。微細なクラック内部に樹脂を行き渡らせ、硬化後にひび割れ部分の再接着を図ることが特徴です。実際の浸透状態は、ひび割れの形状や深さ、下地の状態、施工条件などによって異なります。
特殊な圧力注入装置を使用しない補修工法
CP-10は、低粘度樹脂の流動性と重力を利用した浸透補修に対応しています。適切な施工条件では、特殊な圧力注入装置を使用せずに微細なひび割れの補修を行えるため、施工設備の簡素化につながります。施工前にはクラックの状態を調査し、必要な清掃やシール処理を行ったうえで、メーカー指定の方法に従って樹脂を浸透させます。
無溶剤型・二液性エポキシ樹脂の特徴
CP-10は、主剤と硬化剤を混合して使用する無溶剤型エポキシ樹脂です。溶剤型製品と比較して溶剤由来の臭気や揮発を抑えやすく、硬化後はひび割れ内部の接着層を形成します。主剤と硬化剤の混合比は重量比3:1。規定の配合比を守り、均一に撹拌して使用することが重要です。
住宅基礎・コンクリート構造物の補修に
タックダイン CP-10は、住宅基礎補修業者、コンクリート補修業者、建築施工会社、土木工事業者など、専門施工業者向けのひび割れ補修材です。コンクリートのヘアクラック補修や浸透接着を目的とする工事に適しており、必要に応じてPE-10GⅡなどを使用した強化繊維補強工法と組み合わせることもできます。補修対象の状態を適切に調査し、施工目的に合わせた材料選定を行うことで、コンクリート構造物の補修・維持管理に役立ちます。
タックダイン AL-100の特徴|アラミド短繊維配合エポキシ樹脂による木部補修・木材補強
タックダイン AL-100(TAC DINE AL-100)は、ファイバーダイン株式会社が製造する、木部の補修・補強を目的としたアラミド短繊維配合の二液型エポキシ樹脂系補強材です。高強度繊維として知られるアラミド繊維を樹脂に配合し、木材の補修・補強に活用できるA-FRP系材料として開発されています。木造住宅の柱、梁、土台、大引、接合部など、木部の劣化や損傷が発生した箇所の補修・補強工事に使用されます。
アラミド短繊維配合による木部補強
AL-100の大きな特徴は、エポキシ樹脂にアラミド短繊維を配合していることです。樹脂の接着性と強化繊維の特性を組み合わせることで、木材表面に繊維を含む補強樹脂層を形成します。一般的な木部用接着剤とは異なり、木材の補修・補強を目的とした専用材料として、建築補修や木造住宅の維持管理に活用できます。
柱・梁・土台などの木部補修に対応
AL-100は、木造住宅の柱や梁、床下の土台、大引、接合部などの木部補修・補強に使用できます。経年劣化、ひび割れ、部分的な欠損、腐朽やシロアリ被害などによって損傷した木材の補修にも利用が検討されます。ただし、劣化が著しい場合は、残存する木材の強度や損傷原因を調査し、必要に応じて部材交換や別途補強を行うことが重要です。
アラミドクロスなどの強化繊維補強工法に対応
AL-100は、アラミドクロスなどの強化繊維シートと組み合わせた木部補強工法にも活用できます。木材表面に樹脂を塗布し、補強用シートを貼り付けて一体化させることで、繊維補強層を形成します。補強する部材の形状や施工目的に合わせて使用でき、木造建築物の補修・補強工事における材料選択の幅を広げます。
二液型エポキシ樹脂の施工性と製品仕様
AL-100は、主剤と硬化剤を重量比4:1で混合して使用する二液型エポキシ樹脂です。標準荷姿は主剤1.2kg、硬化剤0.3kgの合計1.5kgセットで、1ケース4セット入りの合計6kg。メーカー公表の可使時間は20℃・500g混合時で約60分、指触硬化時間は20℃で約7時間です。施工時は木材の含水状態、下地の劣化状況、混合比、可使時間、養生条件などを確認し、製品仕様書に従って作業します。
専門業者向けの木部補修・補強材料
タックダイン AL-100は、木造住宅補修業者、建築施工会社、木部補強施工業者、住宅メンテナンス業者など、専門施工業者向けのエポキシ樹脂系補修・補強材です。アラミド短繊維配合という特徴を生かし、柱・梁・土台・接合部などの木部補修から、強化繊維シートを併用した補強工法まで、施工目的に合わせて活用できます。
タックダイン AC-100Ⅱの特徴|耐薬品性エポキシ樹脂によるコンクリート補修・補強・防食ライニング
タックダイン AC-100Ⅱ(TAC DINE AC-100Ⅱ)は、ファイバーダイン株式会社が製造する、コンクリート構造物の補修・補強や防食ライニングに使用する二液型エポキシ樹脂系補強材です。耐薬品性、接着性、機械的強度を特徴とし、住宅の布基礎補強、コンクリート表面保護、下水処理施設などの防食施工、炭素繊維やアラミド繊維を使用した強化繊維補強工法など、建築・土木分野の専門施工現場で活用されています。
耐薬品性に優れたコンクリート防食ライニング材
AC-100Ⅱの大きな特徴は、耐薬品性を必要とするコンクリート構造物の保護・防食用途に対応することです。コンクリート表面にエポキシ樹脂による保護層を形成し、薬品などの影響を受ける環境での防食ライニングやコーティングに使用できます。下水処理施設、工場設備、各種コンクリート構造物など、用途に応じた補修・保護施工に活用できます。なお、適用できる薬品の種類や濃度、温度などはメーカーの耐薬品性資料に基づく確認が必要です。
炭素繊維・アラミド繊維による補強工法に対応
AC-100Ⅱは、炭素繊維シートやアラミド繊維シートなどの強化繊維を用いたコンクリート補強工法にも対応しています。エポキシ樹脂の接着性能と強化繊維の特性を組み合わせることで、コンクリート表面に繊維補強層を形成します。カーボンクロス、アラミドクロス、ガラスクロスなどを使用する補強工法に活用でき、施工目的や対象構造物に応じた補強方法の選択が可能です。
住宅基礎・コンクリート構造物の補修・補強
住宅の布基礎や既存コンクリート構造物の補修・補強にも使用できます。ひび割れや欠損がある場合は、下地の状態を調査し、必要なクラック補修や充填処理を行ったうえで補強施工を実施します。タックダインシリーズのプライマーやパテ状補修材、強化繊維シートなどを組み合わせることで、下地処理から補修・補強まで一連の施工に対応できます。
二液型エポキシ樹脂の施工性と製品仕様
AC-100Ⅱは、主剤と硬化剤を重量比4:1で混合して使用する二液型エポキシ樹脂です。標準荷姿は主剤1.6kg、硬化剤0.4kgの合計2kgセットで、1ケース4セット入りの合計8kg。金ゴテやゴムヘラなどによる塗布・施工に対応します。施工時は規定の混合比を守り、下地処理、可使時間、施工温度、硬化・養生条件などを確認することが重要です。
専門業者向けのコンクリート補修・防食材料
タックダイン AC-100Ⅱは、コンクリート補修業者、住宅基礎補強業者、防食工事業者、建築施工会社、土木工事業者など、専門施工業者向けのエポキシ樹脂系補修・補強材です。耐薬品性を重視した防食ライニングから、炭素繊維・アラミド繊維を使用した補強工法まで、施工目的に合わせたコンクリート構造物の保護・補修・補強に活用できます。
タックダイン AD-20の特徴|新旧コンクリートの打継ぎ接着・湿潤面対応エポキシ樹脂
タックダイン AD-20(TAC DINE AD-20)は、ファイバーダイン株式会社が製造する、新旧コンクリートの打継ぎ接着やモルタル仕上げに使用する二液型エポキシ樹脂系接着剤です。既存コンクリートと新たに打設するコンクリート・モルタルの接着を目的としており、優れた接着性能、湿潤面への対応、耐水性を特徴としています。建築工事、土木工事、コンクリート構造物の補修・改修など、専門施工業者による幅広い工事に活用できます。
新旧コンクリートの打継ぎ接着に対応
AD-20の最大の特徴は、既存コンクリートと新設コンクリートの接着・一体化を図ることです。コンクリートの増し打ち、かさ上げ、補修工事などで接着層を形成し、新旧コンクリートの打継ぎ部分に使用できます。ダムや堰堤のかさ上げ工事、港湾岸壁、防波堤などのコンクリート構造物にも用途があり、打継ぎ接着を必要とする専門工事に対応します。
湿潤したコンクリート面にも使用可能
AD-20は、湿潤面への接着に対応したエポキシ樹脂系接着剤です。乾燥状態のコンクリートだけでなく、水分を含む下地への施工も想定されています。ただし、表面に水がたまった状態でそのまま施工できるわけではありません。施工前には浮き水を拭き取り、汚れ、粉じん、油分、脆弱部分などを除去して、適切な下地状態に整えることが重要です。
モルタル仕上げ・コンクリート補修に活用
AD-20は、コンクリート補修後のモルタル仕上げにも使用できます。タックダイン PE-10GⅡやAC-100Ⅱなどを使用した強化繊維補強工法では、補強工程とは別にAD-20を塗布し、モルタル仕上げを行う施工方法が紹介されています。エポキシ樹脂の露出による外観上の黄変が気になる箇所など、仕上がりにも配慮した補修工事に活用できます。
接着性能と耐水性を備えた補修材料
AD-20は、コンクリートの接着に必要な機械的強度と耐水性を備えています。メーカー公表の試験値では、引張強度27.8N/mm²、圧縮強度107.9N/mm²、曲げ強度60.0N/mm²、引張せん断接着強度17.7N/mm²が示されています。これらは材料の試験値であり、実際の施工箇所の接着強度を保証するものではありません。
主剤・硬化剤の混合比と施工方法
AD-20は、主剤と硬化剤を重量比5:1で混合して使用します。標準荷姿は主剤1.5kg、硬化剤0.3kgの合計1.8kgセットで、1ケース4セット入りの合計7.2kgです。メーカー公表の可使時間は20℃・500g混合時で150分。施工時は接着面に樹脂を塗布し、指定された打設有効時間内に新しいコンクリートまたはモルタルを施工します。
専門施工業者向けのコンクリート打継ぎ接着剤
タックダイン AD-20は、コンクリート補修業者、建築施工会社、土木工事業者、住宅基礎補修業者など、専門業者向けの接着材料です。新旧コンクリートの打継ぎ、モルタル仕上げ、湿潤面での接着など、施工条件に合わせた補修・改修工事に活用できるエポキシ樹脂系接着剤です。
タックダイン BG-200の特徴|コンクリート欠損部充填・ひび割れ補修用エポキシ樹脂パテ
タックダイン BG-200(TAC DINE BG-200)は、ファイバーダイン株式会社が製造する、コンクリートの欠損部充填、ひび割れ補修、表面の不陸調整などに使用する二液型エポキシ樹脂系パテ状補修材です。住宅基礎やコンクリート構造物の補修・補強工事において、欠損部分の充填や下地の平滑化に活用できます。パテ状のためヘラなどで充填・整形しやすく、補修箇所の形状に合わせた施工に対応します。
コンクリート欠損部の充填・断面補修
BG-200の大きな特徴は、コンクリートの欠け、剥離、局所的な欠損などを充填・整形できることです。劣化部分や脆弱部分を適切に除去した後、補修箇所にBG-200を充填し、ヘラなどで表面を整えます。住宅の布基礎、コンクリート壁面、各種構造物の補修に使用でき、後工程の表面保護や強化繊維補強に適した下地づくりにも役立ちます。
ひび割れ補修・Vカット部分の充填
BG-200は、コンクリートのひび割れ補修にも使用されます。メーカーのアラミドシート施工資料では、クラック部分をV字形にカットし、プライマー処理を行った後、BG-200で充填・整形する施工方法が紹介されています。ひび割れの状態に応じた下地処理と組み合わせることで、補修箇所を平滑に仕上げ、次の補強工程へ進めることができます。
パテ状エポキシ樹脂による施工性
BG-200はパテ状のため、コンクリート表面の凹凸や欠損部分に合わせて充填・成形しやすい特徴があります。金ゴテやゴムヘラなどを使用して補修部分を整形でき、住宅基礎の立ち上がり部分やコンクリート壁面などの補修に活用できます。施工時は下地の汚れ、粉じん、油分、脆弱層を除去し、適切な接着面を確保することが重要です。
アラミドシート・炭素繊維補強工法の下地調整
BG-200は、PE-10GⅡやAC-100Ⅱなどを使用した強化繊維補強工法の下地処理にも活用できます。コンクリートのひび割れや欠損部分を補修し、表面の不陸を調整した後、補強用エポキシ樹脂を塗布してアラミドシートや炭素繊維シートを貼り付ける施工方法に対応します。強化繊維を下地へ密着させるための平滑な施工面づくりに役立ちます。
主剤・硬化剤の混合比と製品仕様
BG-200は、主剤と硬化剤を重量比2:1で混合して使用する二液型エポキシ樹脂パテです。施工時は規定の混合比を守り、均一に撹拌した後、可使時間内に充填・整形を行います。使用量や施工可能面積は、欠損部分の大きさ、深さ、下地の凹凸、施工厚などによって異なるため、メーカーの製品仕様書に従って判断します。
専門業者向けのコンクリート補修・下地調整材
タックダイン BG-200は、住宅基礎補修業者、コンクリート補修業者、建築施工会社、土木工事業者など、専門施工業者向けのエポキシ樹脂系補修材です。コンクリートの欠損補修、クラック充填、不陸調整から強化繊維補強前の下地整形まで、幅広い補修・補強工程に活用できます。
よくある質問
微細なコンクリートのひび割れにはどの製品を使いますか?
CP-10は0.5mm以下を目安とするヘアクラックへの浸透接着に使用します。ひび割れの状態や漏水の有無に応じて工法を選定してください。
住宅基礎にアラミドシートを貼る際はどの製品を使いますか?
メーカー施工資料では、下地処理・欠損部充填を行い、PE-10GⅡなどでシートの下塗り・接着・上塗りを行う工法が紹介されています。施工仕様を確認してください。
コンクリート欠損部の充填には何を使いますか?
BG-200はパテ状の補修材で、欠損部充填や不陸調整に使用します。
木部の補修にはどの製品を使いますか?
AL-100はアラミド短繊維配合の木部補修・補強用材料です。木材の腐朽や損傷の原因を確認してから使用してください。
製品の混合比はすべて同じですか?
異なります。上記の比較表を参照し、施工時は必ず現行の製品ラベルと仕様書に従ってください。
商品についてのお問い合わせ・お見積り
混合比・使用量・硬化条件などは、メーカーの最新仕様書とSDSを優先してください。ファイバーダイン公式 技術資料もご確認いただけます。